ベッカム万歳！

昨夜の、というか今朝のポルトガルvsオランダ…イエロー10数枚、退場者4人って一体？録画しただけでニュースでゴールシーンと結果しか見てないんですけど、果たしてちゃんと試合は流れていたんでしょうか？そんなに荒れてたんですかね？うーん。今大会は全体的にジャッジ厳しいですよね。それにしても、カード10枚以上は出しすぎなんじゃ…（苦笑）いずれにしても、オランダが敗退したのは事実。さようなら、ロッベン…

さて昨夜のもう一試合、イングランドvsエクアドル…一緒に見ていた母が「今日のベッカム、キックの精度がよくないわね」…うーん、確かに。いつものコンピューターで計算したかのような精度の高さが全く見られず、いま一つ精彩を欠いたプレー…なんて思いながら、前半を見てました。

でもイングランドの主将はやってくれました！これまでのモヤモヤ感を晴らすかのような、素晴らしいフリーキック！さすがベッカム、ここぞという時にはしっかり決めてくれますね。イングランドサポーターの間に流れていた嫌な空気も一掃…スタンドで見ていたヴィクトリアも嬉しそうでしたね♪(ブルックリン、大きくなったなぁ…)

全体としては浮き沈みも激しく不満の残る内容だったイングランドチーム…後半、孤軍奮闘するルーニーの姿が痛々しかった。でも実は試合前から気分がすぐれなかったにもかかわらず、チームを鼓舞し続けたキャプテン・ベッカムの姿に希望の光を見たような気がします。

決勝トーナメントは負けたら即サヨウナラ。諦めたらそこで終わり…どんなに辛くても力の限り戦い続ける姿に胸が熱くなりました。ベッカムといえば、妻・ヴィクトリアの事やファッションの事、ド派手なパーティーなどとにかくプライベートにばかり注目がいきがち…でもプレー自体はあくまでも堅実。確かにフリーキックなどの華麗なプレーも目立つけれど、実際はかなり献身的なプレーが多くて、結構汗っかきな仕事もしてるんですよね(そういう所がイングランドらしいな〜と思う)キックにしても子供の時から地道に練習し続けて、長い年月をかけてあれほどの技術を身につけたわけで。天才型ではないけれど、実はルックスだけではない才能＋努力の人であるベッカムが私は大好きです！

過去二回のワールドカップは決していい思い出ばかりとは言えなかったベッカム。今度こそ、ぜひ決勝戦のピッチに立ってもらいたい。そして願わくば、金色に輝くトロフィーを空高く掲げる姿をみたいものです…